先週の土曜日に、大阪市の鶴見緑地公園内にある「咲くやこの花館」で開催されている「カカオとコーヒー展」に参加してきました。こちらの会場は1990年に開催された「国際園芸博覧会」(通称:花博)の会場跡地に整備された公園施設で、今でも巨大なグラスハウスが維持されています。
私たちは、トロピカルフルーツの延長としてコーヒーもカカオも栽培していますので、情報収集を目的として参加して参りました。会場では日本人としては9人目のブラジル「コーヒー鑑定士」の資格を得た新宅さんとお話をしました。
カカオの実
こちらはカカオの実ですが、この実の中に入っている種が「カカオビーンズ」でチョコレートの原料となります。最近では世界的にチョコレートの需要が高まり、原料不足が心配され、《カカオの2020年問題》とまで言われています。
私たちは国産のカカオを量産してゆきたいと思っています。
アラビカ種
こちらは、私たちも育てているアラビカ種のコーヒーです。赤い実はついていますが、心なしか元気がないようにも見えます。私たちは現在、数万株のコーヒー苗木を育苗しています。
マダガスカル種
こちらはマダガスカル種のコーヒーの樹です。
ロブスタ種
こちらのロブスタ種のコーヒーは主にインスタントコーヒーの原料となります。
最後に会場には「台湾バナナ」の樹もありましたが、全く元気がありませんでした。完全加温の温室の中でも、やはり普通のバナナには日本の冬は厳しいのでしょう。それを考えれば、弊社の耐寒性バナナの優秀さが分かります。